2025-07-01から1ヶ月間の記事一覧

新松戸の名店「れのん」で、花丸トンカツランチ!

連日の猛暑が続く中、スタミナ補給を兼ねて久しぶりに新松戸でトンカツランチを楽しんできました。 向かったのは駅から徒歩2分の地下にある名店、その名も「れのん」。 お店の入り口には「れのん」と「Cavern」のふたつの看板が並んでいて少し戸惑う方もいる…

サザエさん一家の「学歴事情」──セレブ一家なのか?

最近、ちょっとした学歴談義を耳にしました。 私の会社勤めでは、ありがたいことに高学歴な仲間と日々切磋琢磨する環境にありました。とはいえ、職場では実績や責任の重さがものを言い、学歴そのものを意識する場面はほとんど無かったように思います。 とこ…

書評:『解禁 昭和裏面史―旋風二十年』森正蔵(ちくま学芸文庫)

昭和20年から約3年にわたってベストセラーとして世間を席巻したという本がある――その名も『旋風二十年』。戦後間もない混乱期に、どのような事実が「裏面史」として読者の知的欲求を満たしていたのか。そんな好奇心に突き動かされ、ちくま学芸文庫から復刻さ…

極暑の週末、松戸で南イタリア気分〜伊太利亜飯店 華婦里蝶座でランチタイム

連日の酷暑にぐったりしがちな週末ですが、気分だけでも陽気に過ごそうと、南イタリアのトラットリア(大衆食堂)を思わせる「伊太利亜飯店 華婦里蝶座」でランチを楽しんできました。 ……といっても、イタリアにひとっ飛びとはいかないこのご時世。幸いにも…

新宿に新オープン!シズラー新東宝ビル店で贅沢ディナー

オフィスの近くにもシズラーはあるのですが、今回は6月3日にグランドオープンしたばかりの「シズラー新宿東宝ビル店」に行ってきました。場所は、かつてコマ劇場や東宝会館があった跡地。2015年に完成した比較的新しいビルで、今では歌舞伎町のランドマーク…

映画『泣き虫しょったんの奇跡』感想:夢を諦めきれなかった男の逆転劇

2018年に公開された映画『泣き虫しょったんの奇跡』を観ました。タイトルからは想像しがたい、将棋界に実在した人物・瀬川晶司五段の前半生を描いた感動作です。 監督は、かつて自身も奨励会に所属していた豊田利晃氏。主演は松田龍平さん。豊田監督作品には…

開票日の報道に思う──「報道ステーション」のインタビューに感じた違和感

選挙の開票日は、国民一人ひとりが日本の未来を考える大切な一日です。私も例に漏れず、21時過ぎからテレビをザッピングしながら各局の選挙特番を視聴していました。その中で、強い違和感を覚えたシーンがありました。 神谷宗幣氏へのインタビューに見る「上…

共産党って今どうなっている?―素朴な疑問から歴史と現状を探ってみた

決して政治的な意図はありませんが、ふと「共産党」について調べてみたくなりました。 というのも、駅前での街頭演説などを見かけるたびに、私より年上の団塊の世代と思しき人々が集まっている様子に、どこか昭和の香りを感じたのがきっかけです。 「そもそ…

特攻作戦の実像に迫る一冊 〜ロビン・リエリー『日米資料による 特攻作戦全史』読了

SNS「X」の書き込みで偶然知った本、ロビン・リエリー著『日米資料による「特攻作戦全史」』。価格的に手が出しづらい一冊でしたが、幸いにも図書館で見つけ、手に取ることができました。 本書は実に500ページ超の大作で、巻末資料だけでも100ページを占める…

妙見信仰の中心「千葉神社」を参拝してきました

千葉ポートタワーでのランチを楽しんだ後、千葉みなと駅からモノレールに乗って栄町駅へ。そこから徒歩で「千葉神社」へ向かいました。栄町の歓楽街を抜けて辿り着いたこの神社は、一転して静寂に包まれた空間。まさに“都心のパワースポット”という表現がぴ…

梅雨明けの青空に誘われて——千葉ポートタワーへ

梅雨があったのか、なかったのか……そんなことを思っているうちに、ニュースでは早くも「梅雨明け宣言」。そこで、週末を待ち構えていたように、久しぶりにお出かけしてきました。 今回の目的地は、千葉ポートタワー。実はこのタワー、1986年の竣工時には仕事…

九段下で味わう本格広島風お好み焼き 〜「花子」にて

先日、九段下にある広島風お好み焼きの名店「花子」に行ってきました。靖国神社や日本武道館にもほど近い立地にありながら、まさか本場・広島さながらの味に出会えるとは思わず、驚きとともに舌鼓を打つひとときとなりました。 お好み焼き屋らしからぬ、洒落…

🇯🇵やっぱり日本は「暮らしやすい」国?

~時給や物価の数字だけで語れないリアルな比較~ 最近、SNSのThreadsでこんな投稿を見かけました。 「オーストラリアの最低時給、約3,000円。日本の3倍です。同じ時間働いても収入が3倍。この情報、もっと早く知りたかった。知ってるか知らないかで人生変わ…

観客の拍手、その起源は?〜落語と歌舞伎の歴史をたどる〜

落語や歌舞伎などの舞台芸術を観に行くと、演目が終わったあと自然と湧き上がる拍手。 観客として何気なくしているこの拍手ですが、実は江戸時代から続く伝統ではないと聞くと、少し驚かれるかもしれません。 今回は、落語と歌舞伎における「拍手」という行…

【食レポ】土用の丑の日を前に、ガストで“厳選廉価版”の鰻を堪能

いよいよ土用の丑の日が近づいてきました。今年(2025年)の丑の日は、7月19日(金)と7月31日(木)の2回あります。 そもそも「土用」は二十四節気ではなく、日本独自の「雑節」のひとつで、実は年に4回あることをご存知でしょうか?「春夏秋冬のそれぞれの…

🇯🇵 東アジアE‑1選手権 決勝戦レビュー:日本 1‑0 韓国 – 覇者の意地を見せたサムライ・ブルー

昨夜7月15日、韓国・龍仁のミル大学スタジアムで行われた『東アジアE‑1フットボールチャンピオンシップ』最終戦、日韓戦はまさに“決勝戦”の様相。日本代表が強豪・韓国を1‑0で撃破し、3戦全勝で大会連覇を飾りました。これで日本は大会最多3度目の優勝、2大…

創価学会のご近所さんに「○✖️さんに投票して」と言われたけど…これって合法なの?

選挙が近づくと、普段は挨拶程度だったご近所さんが急に政治の話を持ちかけてくる。 「○✖️さんに投票してくださいね」と笑顔で言われる。 そんな経験、ありませんか? 私の住んでいる地域では、創価学会に所属されている方が多く、公明党の候補者への投票依…

スマートウォッチで見える「眠りの質」〜99点の夜とその仕組み〜

スマートウォッチを使い始めて、もう10年近くになります。日々の歩数を記録するのは当然として、最近特にありがたみを感じているのが「睡眠分析機能」です。昨夜、なんと睡眠スコアが99点という記録が出ました。 実はこれ、何度目かの高得点なのですが、ふと…

【食レポ】京成立石「洋食工房ヒロ」──再開発が進む街で出会った小さな名店

食通の友人に誘われて、京成立石から徒歩15分の「洋食工房ヒロ」へ行ってきました。 このお店、知る人ぞ知る超人気店とのことで、「11時前に行かないと食べられないよ」と念を押されていたのですが、あいにく昼に外せない用事があり、お店に着いたのは13時15…

京成バス千葉ウエストで感じた「ありがとう」の文化

ここ数年、プラチナパスを取得して以来、京成バス千葉ウエストに乗車する機会が格段に増えました。 利用していて特に感じるのは、運転手さんの接客姿勢の素晴らしさです。個々の資質もあるでしょうが、恐らく会社の方針として、乗客への対応を重視しているの…

なぜ日本人は写真で「Vサイン」をするのか?その起源と世界との違い

旅行先や友人とのスナップ写真で、つい手が勝手に「Vサイン」になってしまう。そんな方、多いのではないでしょうか? 実はこの「Vサイン」、私たち日本人にとってごく自然なポーズですが、海外ではちょっと珍しい文化だということをご存じでしたか? 今回は…

朝ドラで感じた“好感”の不思議──橋本環奈と今田美桜の違い

最近、ちょっと不思議に感じたことがあります。 前シーズンの朝ドラで主演を務めた橋本環奈さん。放送が始まった当初は「おっ、華がある」「演技も堂々としてるな」と思って観ていたのですが、ある時からふと、彼女を観るのが少ししんどくなり、ついに観るの…

【BS1 ユーロベロ9000キロ】番組を観て思う、自転車旅の本当の魅力

BS1で放映中の「ユーロベロ9000キロ」シリーズ。ヨーロッパを自転車で走破するという壮大な旅の番組ですが、毎回楽しみに観ています。 この手の番組には、異国への憧れや旅情も重なり、つい画面に引き込まれてしまいます。 きっかけは2008年のあの番組 私が…

【続編】マッカーサー幕府論と「菊と刀」——ルース・ベネディクトと占領政策の裏側

先週、占領下の日本を「マッカーサー幕府」と捉えた私論をアップしました。その構想の裏付けを探る中で、改めて重要な人物と出会い直すことになりました。 それが、ルース・ベネディクトです。 彼女の著作『菊と刀』は、大学時代に読み、大きな衝撃を受けた…

🎺祝・創立40周年!松戸ブラスオルケスター第40回定期演奏会に行ってきました

2025年7月6日(日)、松戸市森のホール21で開催された「松戸ブラスオルケスター 第40回定期演奏会」に足を運びました。 松戸ブラスオルケスターは、松戸市を拠点に活動している市民吹奏楽団で、今年はなんと創立40周年!その節目を祝う記念演奏会とあって、…

たつき諒『私が見た未来』の予言で、日本行き旅行者が激減?──2025年7月5日に何が起きるのか

最近、SNSやニュースを通じて妙な話題が飛び交っています。それは、ある漫画の“予言が原因で、日本便の航空予約が減少しているというのです。 その中心にあるのが、たつき諒さんの漫画『私が見た未来』(英題:The Future I Saw)。作品内に描かれた「2025年…

八柱駅近くにオープン!本格イサーン料理「Seaw House(セオハウス)」初訪問記

先日、6月6日に八柱駅の近くに新しくオープンしたタイ・イサーン料理のお店「Seaw House(セオハウス)」に行ってきました。 場所は、以前「KEUY CHIANGMAI(ケーイチェンマイ)」というタイ料理の名店があったところで、どうやらその居抜き物件を活用したよ…

アメリカ独立記念日に考える——『クロニクル・オブ・レイシズム』が突きつける現実

7月4日、アメリカ独立記念日。 自由と平等の理念に基づいて建国された国が、今なお乗り越えられない課題を抱えている現実に、改めて向き合いたくてこの文章を書いています。 先日、ドキュメンタリー映画『クロニクル・オブ・レイシズム』を観ました。 その中…

【後編】 「マッカーサー幕府」から読み解く戦後日本の構造 ― 間接支配という統治手法

前編では、映画『日本独立』に描かれた白洲次郎や吉田茂の“美談”に疑問を投げかけました。そして戦後日本の統治構造を読み解くための視点として「マッカーサー幕府」という比喩を提案しました。 ここでは、その具体的な内実を5つの観点から検討してみます。 …

【前編】 押し付け憲法を描いた美談――映画『日本独立』を観て感じた違和感

2020年公開の邦画『日本独立』は、第二次大戦後のGHQ占領下における日本の“独立”をめぐる攻防を描いた歴史ドラマです。脚本・監督は伊藤俊也。主演は浅野忠信(白洲次郎)と小林薫(吉田茂)で、戦後日本の方向性を決定づけた二人の活躍を中心に据えた作品で…