選挙の開票日は、国民一人ひとりが日本の未来を考える大切な一日です。私も例に漏れず、21時過ぎからテレビをザッピングしながら各局の選挙特番を視聴していました。その中で、強い違和感を覚えたシーンがありました。
神谷宗幣氏へのインタビューに見る「上から目線」
それはテレビ朝日の『報道ステーション』でのこと。参政党の神谷宗幣さんへのインタビューに、大越健介キャスターが登場した場面です。大越さんといえば、元NHKの記者としても知られ、長年ニュースの最前線で活躍されてきた方です。
しかし、そのインタビューの内容は、報道というよりまるで詰問のような口調で進行されていました。「自分はこう思っている。あなたはそれにどう答えるのか」と言わんばかりの、矢継ぎ早な質問。そして反論や説明を挟む余地もないまま、次の問いへと畳みかけるスタイル──視聴者として非常に不快に感じました。
中立性はどこへ?
報道に求められるのは、中立性と冷静な視点です。特定の政治思想や立場を持つことは個人の自由ですが、それを前面に出してインタビューに臨むことが、公正な報道といえるのでしょうか?
神谷さんは、そうした圧のある質問にも冷静に、真摯な態度で対応していました。インタビュアーが背負う「正義」や「常識」が、必ずしも万人にとっての正しさとは限らないということを、改めて考えさせられました。
SNSで共感の声も多数
嬉しかったのは、SNS上で多くの方々が同様の違和感を抱いていたことです。「これは報道ではなく論破ショーだ」「ジャーナリズムの傲慢さが透けて見えた」といった意見も多く見受けられました。私自身、テレビを観ながら抱いた感情が、決して一人だけのものではなかったことに、少し安心すら覚えました。
こうした反応を見るにつけ、テレビをはじめとする“オールドメディア”の時代が終わりつつあるのではないかという思いが強まります。情報は一方向から受け取るものではなく、自分の頭で考え、多様な視点を取り入れる時代へ──今、私たち視聴者の側もその変化を求められているのかもしれません。