最近、SNSやニュースを通じて妙な話題が飛び交っています。それは、ある漫画の“予言が原因で、日本便の航空予約が減少しているというのです。
その中心にあるのが、たつき諒さんの漫画『私が見た未来』(英題:The Future I Saw)。作品内に描かれた「2025年7月5日に巨大地震が起きる」というビジョンが、にわかに現実味を帯びて広まり始めているようです。
🌀 何が起きているのか?
たつき諒さんの漫画『私が見た未来』は、元々1999年に刊行された短編集でした。しかし、2021年の再版時に「2025年7月に本当の大災害が来る」という一文が追加され、それが注目を集めました。
特に「7月5日」という具体的な日付がSNSやYouTubeなどで拡散されたことが、中華圏(香港、台湾、中国、韓国)の人々の不安を煽る結果となっています。
その影響は実際に数字となって表れています
香港からの日本行き旅行者数は5月時点で前年比11%減
日本旅行の予約は半減
香港の航空会社2社が日本南部方面への便を減便・一時停止
つまり、一部の人々がこの“予言”を現実の脅威として受け止め、行動に移しているということです。
⚠️ 科学的にはどうなのか?
もちろん、こうした予言に科学的な裏付けはありません。
日本気象庁や地震学の専門家は、「地震の発生日時や場所を予測することは現在の科学では不可能」と明言しています。
たつき諒さん本人も、「私は予言者ではない」「過剰に受け取らないでほしい」と述べています。
ただし、日本が地震多発国であることは確かです。特に南海トラフ地震などは、今後30年以内に70~80%の確率で発生するとされています。これは“いつか起こる可能性が高い”という意味であり、今回のような「特定の日付」による不安とは全く別の次元の話です。
✈️現状の影響まとめ
観光予約:
香港からの旅行者が5月時点で前年比11%減
航空:
Hong Kong Airlines など2社が7~8月便を減便・一時停止
旅行会社 :日本旅行の予約数が半減
➡️このように、“予言”による風評が経済にも少なからず影響を与えています。
政府や専門家の対応
日本気象庁は、「不科学な地震予言による風評被害に惑わされないように」と注意喚起。
たつき諒さんも、「これは私が夢で見たことを描いただけで、予言ではない」と再三コメントしています。
📌 結論:何が起きたのか
漫画の「2025年7月5日、巨大地震と津波」という描写がSNSで拡散
中華圏を中心に不安が広がり、旅行キャンセルや航空便の減便が発生
専門家・当局は「科学的根拠なし」と明言し、不安の沈静化を図っている
💡 今後どう備えるべきか?
確かに地震はいつ起きてもおかしくない自然災害ですが、それに対して私たちがすべきことは「日常的な備え」です。
旅行を中止するか否かの判断は、根拠ある防災情報に基づくべき
非常食・水・避難経路など、家庭内の地震対策を日頃から整えておく
SNSなどの“予言情報”に過剰反応せず、冷静な対応を心がける
予言に怯えるよりも、現実に起こりうる災害に備える。これが、いま私たちができる最善の行動だと思います。
※この記事は複数の報道や公的機関の見解を元にまとめています。