前編では、新大久保で見つけた「オバルタン」なるお店の立地や雰囲気、本家との違いについてざっくりお伝えしました。今回は、いよいよ実際にいただいた料理をレポートしていきます。
「本家とは違うかもしれない」と感じつつも、果たして味はどうなのか? それが一番の関心事でした。今回は、オリジナルのホルモンメニューに加え、気になっていたウナギやタコの料理も注文してみました。
まずは定番のスタート
最初に出てきたのは、焼肉には欠かせないおなじみの小皿類(パンチャン)。品数も量も、無理なく楽しめるちょうど良いバランスでした。



続いて、運ばれてきたのは「オーギョプサル」。サムギョプサルよりさらに分厚い豚バラ肉で、見るからに食べ応えあり。ニンニクも一緒に焼くスタイルで、香ばしさが食欲をそそります。金網も油が落ちやすい構造です。


この時点では店内も混み合っておらず、ホールのアガシが丁寧に焼いてくれました。焼き上がった肉を網の端に置いてくれるあたり、ちょっとした韓国気分。サンチュに包み、ゴマ油と塩でいただけば、もう気分は完全にソウルです。
ホルモンの真骨頂です。
次に登場したのが「ミノ」。見るからに太く、いかにも新鮮。焼く段階で網を交換し、目の粗いタイプにチェンジ。

こんがり焼いたあと、縦に半分、さらに横にカットして食べやすくしてくれます。これがもう、絶品。歯ごたえと旨味のバランスが絶妙で、思わず唸ってしまいました。続いては「カンジャンケジャン」。ワタリガニの醤油漬けで、濃厚なミソと甘辛い味付けがたまりません。これも大当たりでした。

さらに「センマイ」。鮮度が命の一品ですが、コリコリした独特の食感を存分に楽しみました。

そして、数種類のホルモン系を堪能。どれも味がしっかり染みていて美味。日本でこのクオリティが味わえるのは嬉しい限りです。
変化球も侮れず
ここでウナギ登場。ソウルのウナギ専門店ではいろいろな味付けがありますが、こちらでは焼き上がったウナギと生姜をサンチュで巻いていただくスタイル。これがまた、なんとも言えない旨さ。想像以上の満足感でした。




再びホルモン系へ戻り、追加のお肉も堪能。やっぱり美味しく、思わずソウルでの感動がよみがえります。
そして「ナクチ(タコ)」。真ダコをコチュジャンベースのタレに漬けたものを焼いて食べるスタイルで、コリっとした食感とピリ辛のタレがベストマッチ。お酒が欲しくなる一品です。


さらに、「豚皮(コッテギ)」もいただきました。しっかり両面を焼いたあと、きな粉をまぶして食べるのですが、肉の甘味ときな粉の香ばしさが不思議なほどよく合い、これも美味しかったです。


しめは韓国式で
韓国では焼肉の最後に「シクサ(식사)=食事」として、テンジャンチゲ(味噌汁)+ごはん、または冷麺などを食べるのが定番。今回は、ビビン冷麺(ビビンネンミョン)を選びました。
ちなみに、日本で「冷麺」と言えば水冷麺(ムルネンミョン)が一般的かもしれませんが、このビビン冷麺は少し辛く、甘酸っぱいタレがクセになる味わいでした。これがまたシメにぴったり。
総評
結果として、本家ソウルの「オバルタン」とは料理構成やスタイルは違いましたが、日本でこれだけ美味しいホルモンや韓国焼肉が味わえるのは嬉しい驚きでした。超満腹&大満足。
新大久保のこの店、「オバルタン」を名乗っていることに賛否はあるかもしれませんが、味に関しては間違いなく“アリ”です。ホルモン好きの方、ぜひ一度お試しを。