猿の惑星・キングダム

5/10公開当日の一番上映でこの映画を観てきました。『猿の惑星シリーズ』の第10作目で、リブートシリーズの第4作。『猿の惑星・聖戦記』から約300年後の世界を舞台に、新たなサーガの始まりを描いて居ました。f:id:kaccinster:20240511043453j:image  結論から話すと全編にわたり思慮深く、視覚的に見事な、アクション満載の映画でした。 思えば1968年の第1作は、チャールトン・ヘストンが主役で猿たちは趣は有りましたが、ハロウィーンの猿のマスクの様でした。しかし、この映画の類人猿は表現力豊かな特徴と非常にリアルな動きを持っていて驚かされました。f:id:kaccinster:20240511044453j:image そして映画では人間は1人の女性が出てくるだけで、後は全て猿たちが演じて、このシリーズのメインプロットである 「人類の傲慢がその没落につながった未来で類人猿を支配的な種にする」を見事に演じて居ました。f:id:kaccinster:20240511045241j:image 詳しく書くとネタバレになりますが、仲間達の友情や、一族の掟も描かれて居て、決してポップコーンエンターテイメントでは有りません。f:id:kaccinster:20240511045536j:image  独裁的な支配が世界中で台頭している今を考えさせる内容です。 また、実写とCGの組み合わせが実に滑らかでアメリカの西海岸をオーストラリアのニューサウスウェールズ州の風景とシームレスに組み合わせて、人工構造物の自然の埋め立て - 老朽化した高層ビル、飛行機、船、ブドウの木や葉で覆われた工業地帯 は、驚くほで見事でした。f:id:kaccinster:20240511050706j:image まぁ、書けば書くほどご覧になってらっしゃらない方には意味不明になってしまいますが、前半の数々のアクションシーンが伏線となり、それを最後の30分で見事に回収して居ます。もう一度観たい映画です。