3月最後の日曜日、里見甫の墓所に行って来ました。地元の小雑誌「月刊・新松戸」に〔『満州アヘンスクワッド』より里山柾のモデル、里見甫の墓所をめぐる〕そんなイベントが掲載されて居て、申し込み不要で誰でも参加出来るとなって居たので参加して来ました。13:30矢切駅集合でしたが、前日の土曜日に歩いた栗山排水塔ー里見公園とほぼ同じでした。実は満州のアヘンについては、ここ5年様々な資料や文献を漁って居ました。満州アヘンのキーパーソン里見甫氏のお墓が市川に有って、いつか行きたいと思って居る中で今回のイベント見つけて参加した次第です。満州アヘンスクアッドは人気を博して居る漫画です。
漫画読めない人なのですがネットで探すと一部無料公開だったのでタブレットで読んでみました。
内容は既知の事実の範囲でトキメキは有りませんでした。矢切駅から栗山排水塔、里見公園を経て目的の総寧寺到着です。
お目当ての墓は奥まった場所に有りました。
ここで主催者から解説があったのですが、豈図らんや満州のアヘン問題の解説で無く、こう言う漫画が有りますと、主催者曰わく新兵器と称するiPadで漫画のページをパラパラ見せられ、墓に彫られた揮毫は岸信介のものだと言う話だけでした。
期待とはだいぶ違いましたがやむなしです。この後は延々歩いて弘法寺に行き解散でした。お寺の中で1本だけ見事に咲いた桜に癒されました。
話は満州スクアッドに戻りますが、ネットを検索すると朝日新聞のサイトが一際詳しく、あたかも漫画の解説の風を装い満洲国について解説して居ました。
内容は日本の帝国主義が如何に中国を侵略したかを説明したもので、まさに朝日新聞史観のオンパレードです。この新聞社は日本が憎いのでしょうか？現在問題になって居る慰安婦問題も同社の捏造報道に端を発して謝罪記事を書いた事を忘れてしまったのでしょうか。慄然としました。
