広徳寺

新松戸地区には沢山の寺社が有ります。名前や場所はよく知って居ても、足を運ぶチャンスが無いので地図を頼りに広徳寺と大勝院を廻って来ました。f:id:kaccinster:20240303173518j:image まずは、広徳寺ですが松戸史跡7福神の弁財天なので正月にお参りするお寺です。実に立派な本堂です。f:id:kaccinster:20240303174736j:image 由来を読んでみると、曹洞宗寺院の広徳寺で、金龍山。ここは、高城越前守胤廣が寛正3年(1462)栗ヶ澤に創建、大ロ一尊大和尚(永正15年1518年遷化)が開山。天文6年(1537)に高城下野守胤吉(永禄8年1565年没)が当地へ寺院を移して開基、高城氏歴代の墓所として寺領200石を受領した大寺でした。しかしながら、天正18年(1590)の小田原北条攻めに際して小金城は落城、それに伴い石高も大幅にカットされた様です。お寺の栄枯盛衰も戦乱の影響をモロに受ける事を知りました。当然、高城氏の菩提寺ですからお墓があります。f:id:kaccinster:20240303175700j:image 高城氏の栄枯盛衰に想いを巡らしつつ大勝院に向かいました。