新松戸にお住まいの方なら、この名前を聞いて何が浮かぶでしょうか。そう、幼稚園です。昔は、新松戸地区には大きな幼稚園が少なかったので、こちらにお世話になった方も多くいらっしゃるでしょう。今日は、本院を見てこようと新松戸駅から歩きました。
調べてみると、真言宗豊山派寺院のお寺で大勝院は、遠矢山普門寺と号します。大勝院は永正3年(1506)の創建とされ、かつては根木内域の祈願寺として柏市光ヶ丘付近にあったものを、高城下野守胤吉・胤辰が根木内城から小金城へ享禄3年(1530)に移転する際、当寺も城中の鬼門にあたる三の丸内に移転、天文6年(1537)に護持僧榮秀法印が開山したそうです。 ただ、本堂が妙に新しいので由来を読んでみると、なんとS56に放火され全焼して再建したものだと分かりました。やはり三の丸に建てられただけ有って周囲を歩くとお城だった事がよく分かります。コロナ以降、遠くに行かずもっぱら地元歩きを楽しんで居ますが改めて新松戸地域素晴らしいと思いました。