国道に分断された城

松戸市内には沢山の歴史遺産、遺構が有ります。ぼつぼつですが松戸博物館の資料やネットから自学しています。松戸が天領だった事や、交通の要衝であった事にも理解が及び始めました。次に江戸時代以前の松戸に目を向けると千葉一族とも縁が深い高城氏が大谷口城と根木内城のツィンキャッスルで松戸を治めていたと言うことを学び中です。何もわからず昨秋に訪れた根木内城公園に行ってみたくなり酷暑の中ですが行って来ました。北口から城内には入ります。f:id:kaccinster:20230731114212j:image 土橋を渡って入るのですが土橋にさらに橋がかかっているので妙な感じです。城内の掲示板にはさらっと説明が書いてありました。f:id:kaccinster:20230731115435j:image でも良く読んでみると残されて居るのはほんの一部で主要部分は国道6号線を通す為になくなり、同時に宅地化が進み大半が失われた事がわかります。城と6号線の位置関係です。f:id:kaccinster:20230731115901j:image 如何に重要部分が国道に削り取られたかがわかります。ただ、6号線は常磐と東京を繋ぐ大動脈として大きな役割を果たした訳ですから一概に否定は出来ません。そんな事を考えながら散策しましたが、一本の木にぬいぐるみが、f:id:kaccinster:20230731121205j:image なんともシュールな光景でした。城の南西のエリアは気持ち良い水辺なのですが昨日はすっかり干上がって居ました。f:id:kaccinster:20230731121411j:image まだまだ中世の理解不充分ですが引き続き楽しみながら学んで行きたいと思ってます。