歴史の小径を歩きながら都市開発に思いが及びました。佐野市は都市計画が感じられず館林はよく考えられていると感じた訳ですが、今後はもっと積極的に地域ごとのデザインが必要だと痛感しました。来れ都市計画学者!そんな事、考えながら歩いて行くと、立派な長屋門です。鷹匠町長屋門という名称です。門を見て更に100mほど歩くと武家屋敷が有りました。武鷹館です。こんなところに昔の武士は住んでいた訳ですが、ちゃんと籠が止めて玄関に入れる様になって居て家の中に晴れと卦の場所が有るのが見て取れます。この向かいに地元の英雄、田中正造の記念館が有り彼の活動を細く展示説明されていました。ここまでで、充分納得の街歩きですが、いよいよ街を離れて城内に向かいます。城のエリアに市役所や図書館、公園が配置されています。市役所です。この直ぐ近くに児童館や資料館、が有りそんな中でインスタばえしそうなアンブレラがディスプレイされていました。お日様が真上に来てカンカンなので公園の中に避難して木陰を歩きました。公園の中には川が横切っていて沼に繋がっていました。
だいぶ、疲れて来て、どこかで休憩しようと思っている中、着いたのが旧秋元邸です。
邸内には入りませんでしたが佇まいに圧倒されました。公園を出て通りに出ると旧上毛モスリンの事務所あとが有りました。
ここは小麦、製粉だけでは限界が来ると言う判断から地元の有志が新しい繊維モスリンの生産を始めた際の事務所跡です。館内に展示してあった車の様で車で無いものが展示されていましたが、馬で引くものではと想像しました。この事務所の裏手に明治の文豪、田山花袋の住居が有り、これまた良く残してあると感心しました。既に、お昼を過ぎていましたので、真っ直ぐ館林駅に向かい帰途に着きました。館林は1回では見きれ無いと感じましたので再訪を考えています。