コロナで長らく中止されていた一般公開が再開されたので行ってきました。朝10時市ヶ谷の防衛省正門前集合です。ななんせ敷地が25haで1万人の職員が働いているので沢山の人が出入りしていました。厳重なIDチェックと参加申し込みをダブルチェックされ立ち入り証交付されようやく入門です。入り口入ってすぐに案内図が有りましたがかなり広いです。先ず向かったのが大本営地下防空壕ですが、午前の部では中に入れず外からの見学でした。
外周のややきつい坂を登ると記念館です。ここは東京裁判の法廷だった大講堂や三島由紀夫が立てこもった部屋などが有ります。中に入って直ぐに大講堂へ入り映像を使いながら裁判での証人席や判事席、記者席だったかの説明受け、短い時間でしたが自由見学出来ました。その後、2階で三島由紀夫が立てこもった部屋を見学し、その際に出来た刀の傷痕なども見る事が出来ました。同じ部屋に記念館の現在の建物の模型が展示されていましたが、菊でなく桜のマークと日本国旗が掲揚されていて、かっての陸軍とは違うと言う主張を感じました。部屋の周囲に様々な展示物が有り、その中で興味深かかった2点、一つが陸軍の印章と一緒にあった東條英機さんの実印で、もう一つが成績優秀者に授与される銀時計でした。
この後は厚生棟を見学して売店と中にスタバとセブンが有るのを見て一休みでした。その後、中央を縦に降りて正門に向かいましたが、途中で自衛官が整列して訓練の様子を見る事が出来ました。2時間弱の見学ツアーでしたが東京裁判法廷は思うところ大でした。また、自衛官の皆さん有難うの念を強く抱きました。