キャンプ カトラリー

最近はカトラリーと言う単語が良く使われて居ますが、日本語なら箸とスプーンでしょうか。現役の山岳部員の頃は食器をパキ、箸やスプーンはブキ(武器)と呼んでいました。先輩からは山での食事は戦いなんだ、それに臨むには武器が必要だと教えられていました。山岳部員として上級生になる頃には愛用のブキがはっきりしてきましたが、それは分厚いアルミ製で真ん中から半分に折り畳めるタイプで、延ばすと今で言うスポークの形でした。f:id:kaccinster:20221127093552j:image画像はチタンですが、こんな形でした。この形を見ると合宿の食事や先輩から受けた「食いシゴキ」を思い出します。そんな訳で、キャンプ再開を目論み始めた頃は、ちゃらちゃらした楽しいキャンプのイメージを求め折り畳みスプーンを買いました。f:id:kaccinster:20221127094030j:image結構小くなるしバッチリだと思ってましたが、使っていく中で違和感を感じました。f:id:kaccinster:20221127094205j:image折り畳めるのがネックで安定感不足かつスプーンもホークも角度、大きさが中途半端でした。次に目を付けたのが折り畳み食器で定評のあるWildoの樹脂スプーンです。f:id:kaccinster:20221127165955j:image見た目、華やかな色もあり形状も良さそうです。ただ、コメント欄を読み進めると強度に難が有るとの指摘が有りました。あ〜これも✖︎かと思っていた昨年のある日、セリアを覗くと3ウェイカトラリーと言うアイテムが目に付きました。f:id:kaccinster:20221127095152j:imageあれぇ、これWildoに形そっくり、で、材質はステンレスで安心の日本製エコー商事です。さっそく、買って使って見ました。機能面、質感共によく出来ていました。ただバリは有りませんが端面が鋭角でしたので、丁寧にヤスリがけして丸めました。普段の食事でも意識して使う様にして約1年経ちましたが、うまくエージングしてとても使いやすくなっています。角を丸めたので金属食器でも使い易いです。本日も百均ネタでした。