’08.11月-東葛ポタAgain

今日も風は強くありません。10時葛飾橋で横山さんと合流。行き先は11月の小雨決行「東葛ポタ」をヘタレた私を気遣って頂いたのか、ほぼ同じコースを走り+αという事になりました。本題に入る前にひとつ。昨日、今日と二日連続で横山さんにナビをして頂きましたし、過去にも何度も一緒に走っています。これが、実に快適なんです、車間の取り易さ、的確なハンドサイン、方向感、秀逸です。
今日、後ろを走りながら、フレデリック・フォーサイスの短編秀作「シェパード」を思い出して居ました。シェパードとは本来なら牧羊犬の事ですが、英空軍では、操縦不能に陥った飛行機に接近して安全に飛行場にまでナビゲートする役割を持つ航空機・その操縦者のことを意味しています。フォーサイスの短編は簡潔な状況描写と意外な結末。正統な短編小説の名作ですが、話しは1957年のクリスマス・イヴ、ドイツから故国英国へ向った若い空軍パイロットの「わたし」が、乗機のヴァンパイアの電気系統の故障で管制官との連絡が途絶、油圧系で動いている速度計と高度計、そして燃料計だけに頼って霧に覆われた英国の基地に帰還するか、北海の凍てつく海に不時着するかの決断にせまられた時、「わたし」の目に入ったのは、一機の旧式の爆撃機だった。助かった、「シェパード」だ!そこから物語が始ります。
閑話休題、江戸川CRを南下して国府台辺りから、まず真間山(弘法寺)山門階段下、そこから伝説のヒロイン“真間の手児奈を見て、随所にある市川市の観光案内掲示板を見ながら、
奥の院を見学、ここも七福神をやっていて弁財天でした。
次に大柏川第1調節池とまわり、ここで小休止。ここも素晴らしい施設でビジターセンターからの眺望、室内での展示品、どれもゴージャスです。(あまり気持ちが良いので写真を忘れていました)
その後、中山法華経寺を見学、こんな寺院があったのかというほどの立派なお寺で吃驚しました。
立派なはずです、人ごみの参道の先には、このお寺専用と思われる中山駅がありました。(笑)
昼食は大黒家、ここは永井荷風がカツ丼を食べていたお店という事で、店側もこの歴史を大事にしている様で、永井荷風が座っていた席は常に予約席にしているようでした。定番のカツ丼を食べましたが、That's it!そんな感じです。
次に向かったのが、ひめゆりの塔、裸の大将等の脚本を書いた水木洋子邸、残念、休館。次に向かった旧片桐邸(何でも電気店を起こし大成功して、贅を尽くし作った家を、子孫が市川市に寄贈、興味深い建物です)、これまた休館。
ここから、東葛人さん開拓の’初めて海へ、東葛人的南下ルート’を目指そうという事になりまず市川霊園に向かい、その後、市川市キャンプ場、これまた素晴らしい自然に抱かれた施設で冬場の人の居ない森で森林浴を満喫しました。(写真を撮らなかったのが悔やまれます)
ここから迷走しきり、残念、ギブアップです、行田公園をまわり帰路につくことにしました。 国府台方向を目指す訳ですが、ここで横山さんから、あくまでも線路際の道を攻めると最短で行けると言うノウハウを開陳して頂き、進み無事に江戸川CR手前に到着、その前に木内ギャラリー見て行こうという事になり、行きましたが、残念、休館。
その後、弘法寺(いつも階段下から見上げていただけでした)を訪問、参拝してから江戸川に、葛飾橋に戻りました。帰宅してODOを見ると70キロ、What a happy day!