KUL満喫


なんだかんだいって、日本に腰が落ち着きません。今週はシンガポールホーチミンとまわりクアラルンプールに来ています。週末をこの街で過ごすのはホント久しぶりです。新しいものと古いものが入り混じり、そこに中国、マレー、インド、英国が複雑に絡み合っています。最初の画像はKLCCのペトロナスタワーです、つい数年前までは世界で一番高いビルでした。本日午後KULに到着、夕刻お腹もすいたのでチャイナタウンに繰り出しました。

目的のお店はインド寺院の近くと聞いていたのでモノレールのPasir Seni駅から歩き始めました。この寺院はKULで一番古いインド寺院ですが、靴を脱がないと参拝できないので、入り口だけで失礼しました。

お店というよりは屋台、直ぐに見つかりました。マレーシア名物料理、骨肉茶(バクテー)のお店です。17世紀安い労働力として大陸から連れて来られた中国人労働者の仕事は錫鉱山での採掘作業でした。朝から晩まで暗い穴の中での労働なので朝食には身体の温まる料理が必要でした。その役を担ったのが、この骨肉茶で、ぶつ切りの豚あばら肉(皮付き)や内臓肉を、漢方薬に使用するハーブと中国醤油で煮込んだものを土鍋で食べます。中にはにレタス、きのこ類、湯葉、等が入り香辛料としててスターアニス(大茴香)、シナモン(桂皮)、クローブ(丁子)、コショウ(胡椒)、ニンニクもたっぷり入っています。食べ方は至ってシンプルでぶっ掛けメシスタイルで食べます。あと一緒に鉄観音などの中国茶がよく飲まれるます。マレーシアに来ると無性にに食べたくなり、今回も、その味を堪能しました。

直ぐ横が中国寺院でしたのでこれまた入り口だけで失礼し、あとはチャイナタウンの夜店めぐりをしました。この夜店は香港の男人街、女人街+バンコクのパッポン掛け合わせたような感じで見ているだけでも充分楽しめます。

チャイナタウンからセントラルマーケットまでぶらりぶらり歩き、最後はマスジッド・ジャメまで歩き夜景を楽しみました。ここはクアラルンプールにある市内最古の由緒正しきモスクです。
お寺だけでもインド、中国、回教と3種類が一つの地域に集まっているのは、この国の多様性の証のように感じます。なんか落ちがない旅行記となってしまいましたがマレーシア好きです!