勤労感謝の日の午後、汐留に行ってピアノを楽しんで来ました。汐留は大企業撤退でオフィス街は閑散としている今日この頃ですが、今回のリサイタルは8階建てのガラス面が美しい小ぶりな建物の1階ホールで開催されました。
今年はピアノリサイタル4〜5回聴いていますが今回のホールはサイズが小さい事でピアノの微妙な音色が楽しめました。菅さんの演奏初めて聴かさせて頂きました。
今年はフライヤーの写真と実物の違いに随分驚かされましたが今回は驚愕無しでした。彼女のプロファイルです。
前半は、ハイドン、シューベルト、ブラームスですが彼女の華麗な演奏に驚きました。演奏毎にご自身で簡単な説明してくれるのがとても良かったです。曲目紹介のパンフレットもご自身の言葉で書かれて居ました。
クラッシックの演奏会は黙って出て来て黙って下がりアンコールの拍手で出て来るのが当たり前の様ですがウッドストック世代の私には物足りません。後半はドビッシー、ラヴェル、プロコフィエフでしたがWW1以降の目まぐるしく変動のヨーロッパの歴史に思いを寄せて聴くことが出来ました。今年聴いたピアノではベストのリサイタルでした。
