知り合いが出演するというので、千葉市美浜文化ホールで開催された日本尺八連盟千葉県支部の定期演奏会を観て来ました。10時から16時までの2部構成だったので15時からの第2部から参加しました。どうも、この後半の舞台は上級者の演奏の様でした。最初がラテンミュージックメドレーでした。 慣れ親しんだ曲ばかりでしたが、なんとも無理矢理に和楽器を当てはめ奇妙に感じました。続いて、翠嵐、虚空、寒月と尺八の独奏が続きました。
そして、最後の演奏がディベルティメントでした。そもそも、なんで、ここでイタリア🇮🇹語が出て来るんだと思いました。(divertimento)は、18世紀中頃に現れた器楽組曲で語源はイタリア語の「divertire(楽しませる、愉快にさせる)」)
たぶん中世の宮廷や貴族の会食で楽士が奏でる音楽にちなんだ物だと思いますが、聴いて居て1mmも楽しく無く疑問が湧くばかりでした。この楽器は宗教と深く結びついて虚無僧のイメージが強いです。現代音楽に使われたり、民謡に使われたり、或いは歌謡曲の伴奏にも使われ美空ひばりの「柔」でも注目されました。とても奥深い楽器だと思いますが、私の理解が至らず演奏会は楽しめませんでした。