東京文化会館Tokyo Bunka Kaikan

日曜日の夕方、このホールで開催されたコンサートに行ってきました。f:id:kaccinster:20240602214004j:image
f:id:kaccinster:20240602213937j:image 今回の記事はコンサートの事ではなく、会場の東京文化会館について語りたいと思います。f:id:kaccinster:20240603015513j:image このホールには何度か来て居ますが、今回は緑の席で舞台に向かって右側の3階席でした。f:id:kaccinster:20240603015704j:image 広いホールとは理解して居ましたが席から全体を見回すと、舞台の奥行きや広さに加えて5階まである観客席の縦方向の空間の大きさに目を瞠りました。f:id:kaccinster:20240603020033j:image とにかく感動的な大きさです。さっそく調べてみました。東京都交響楽団が本拠地としているホールです。また、ウィーン国立歌劇場などの海外著名歌劇場が来日した際は、必ずと言っていいほど東京文化会館で公演を行っています。建築家 前川國男の代表作の一つで、1961年に日本建築学会賞作品賞及び第3回BCS賞を受賞して居ます2003年にDOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選ばれている重要な建築物でした。歴史を調べて見ると東京都開都500年祭の記念事業として1961年4月に2952人収容のコンサートホールとして開館した本格的なコンサートホールの草分です。私はオープンが1961年で有ることに感動しました。実に東京オリンピックの3年も前にこれだけの物を作ったのはスゴイです。最後に高明な指揮者のリッカルド・ムーティーの言葉を紹介します。「完成から60年が経過したが、日本の聴衆だけでなく、世界の人々にとっても非常に重要な演奏会場といえる。オペラを上演しても交響曲を演奏しても世界的に誇れる音響効果を期待できるからだ」大変な評価をしてくれて居ます。今後の都知事選に目を離せません。