「生命の灯ふたたび」展

知人から教わり、アール・ブリュットの展覧会が松戸市文化ホールでMar-12まで開催されて居る事を知って行って来ました。最初アール・ブリュット(art brut)と聞いて障害者の芸術をイメージしましたが、実際の展示を拝見して、そんな生優しい言葉では表わせない衝撃と感動を得られました。これは原語のフランス語を直訳して「生の芸術」とするべきだと思います。f:id:kaccinster:20230308163205j:image数多くの素晴らしい作品が展示されて居たのですが、その素晴らしさの迫力の前に撮影が出来ませんでした。↑は前回の展示会の作品を纏めて本にしたものです。表紙の作品と同じ作者の物が今回も出展されて居ましたが、やはり眼を奪われました。この展示は脳卒中他で身体機能を一部失った方々が、これらの作品を作ることによって機能をとり戻しつつ再挑戦されて居る方々の作品です。私の下手な説明より↓が明解です。f:id:kaccinster:20230308164607j:image
f:id:kaccinster:20230308164603j:image作品を見て驚いたのですが、若くして発症し、その後研鑽を積まれ作品を出品されて居る方が結構いらっしゃいました。発症にメカニズムや回復のメカニズムについても解説がありました。f:id:kaccinster:20230308165210j:imagef:id:kaccinster:20230308165216j:image今回の展示で人間の力の凄さを再認識しました。この展示もコロナで開催出来ず4年ぶりだそうです。素晴らしい展示を感謝します。f:id:kaccinster:20230308185623j:image