予科練平和記念館

連休でも、特に予定立てて居ないので前から気になって居た霞ヶ浦予科練平和記念館に行く事にしました。車で行けば渋滞間違い無いし、かと言ってロードバイクでロング走るには体力が心配だし、結局ミニベロで行く事にしました。まず、目指したのがTXのつくばです。自宅最寄駅から30分強です。f:id:kaccinster:20230503154811j:imageそれでも、ミニベロの特徴を活かして輪行です。快適至極のコロコロです。最近の駅はバリアフリーが進んでいるので楽に移動できます。↓こんな感じです。f:id:kaccinster:20230503155030j:image要するに自転車がスーツケースの様に四隅に車輪をつけているのです。カバーをかける前の状態はこんなふうです。f:id:kaccinster:20230503165530j:imageそして、つくば駅から走り出すのですが、この街はいつ来ても自転車で走るのに気持ちが良く、今日もちょっと回り道しながら土浦へむかいます。わずか15kmですが、この1年殆ど走って居ないので、まさにリハビリライドです。途中で高速(常磐道)を横切ったのですが、案の定、渋滞でした。f:id:kaccinster:20230503171949j:imageお昼前でしたが、お腹も空いて居たので事前に調べて居た「えいかりん」でランチです。コロナの最中に開店したお店ですが、評価も悪くなき丁度ルートに有るのでチェックした次第です。f:id:kaccinster:20230503171505j:image中に入ると、8割がた席が埋まって居たので12時前に入ったのは正解でした。煮魚(ブリ)定食1100円を頂きましたが、美味しかったです。f:id:kaccinster:20230503171741j:imageここから予科練平和記念館は、直ぐです。のんびり走って自衛隊の基地を通り過ぎると到着です。f:id:kaccinster:20230503172512j:imageととても、おしゃれな建物で駐輪場もちゃんとして居ました。f:id:kaccinster:20230503172652j:image入場料500円を払って入館して最初に目に飛び込んで来たのが大きなこの写真です。f:id:kaccinster:20230503172851j:image非常に大きなパネルでしたが館内全て撮影禁止となって居たので撮影出来ず、この画像はネットで入手した物ですが予科練の名物行事である綱引きを撮影した物です。代表的な作品で入り口に飾られパネルは等身大でとても大きくて、予科練生の表情が生き生きと描かれて居ます。今回ここに見学に行きたいと思ったのはYoutubeでこれを観たので是非行ってみたいと思った次第です。→若鷲に憧れて ~元予科練生の回顧録~ - YouTube 52分の長い番組なのでお時間あればご覧下さい。何に惹かれたのかと言うと、写真家“土門拳”が多くの画像を予科練に滞在して撮影して居たと言う事です。私の中では日本を代表する写真家で、キャパよりもある部分はすごいのではと思うぐらいです。戦後、旧軍との繋がりを封印して記録にも海軍の事は全く出て居ません。↑のYouTubeで、彼の撮影した物を戦後生き残った予科練生が所有して居て、それで多くの画像が出て来たそうです。↑の綱引きは代表的な作品とのことです。戦後、戦中の軍部との繋がりを隠す〜色々考えさせられます。戦中、戦後とも作曲の世界で活躍した小関裕而氏は特異な存在なのかもしれません。f:id:kaccinster:20230503190233p:image記念館の展示は色々工夫されて居て予科練の事が良く理解できました。この後、隣接する自衛隊基地の中に雄翔館と言う施設があったので見学しました。建物の正面に山本五十六元帥の銅像が設置されて居ました。f:id:kaccinster:20230503191004j:image展示は戦争中に亡くなった予科練出身のパイロットの紹介が中心でしたが、平和記念館よりインパクトがない様に感じました。公園の中の銅像です。f:id:kaccinster:20230503191434j:image以上、見学終わり。この後、自衛隊基地を大回りして霞ケ浦湖岸に出て景色を楽しみながら土浦駅に向かいました。f:id:kaccinster:20230503191711j:image土浦駅はサイクルステーションと標榜して居ますが、構内に自転車をパッキングできる様な施設やエレベーター🛗もしっかり設置されて居て快適に始発列車に乗り帰宅しました。本日の走行距離25kmですが、久々の輪行楽しかったです。↓本日のルートです。f:id:kaccinster:20230503192115j:image