韓国自転車事情の一端


今日のソウルは朝から雨です。仕事が予定より早く上がったので、夕方から韓国の自転車事情を探ってみました。韓国の自転車の普及率は低く日本を100とした場合17%だと最近NHKの番組で紹介していました。低い普及率の原因は一般的に人々が自転車は貧乏人の乗り物というイメージが強いからだそうです。そんな背景の中で、CO2削減の為、やり手のイ・ミョンバク大統領自らが自転車の普及に取り組みサイクリングロードの設置や、週末の自転車教室、週末の地下鉄への自転車持込解禁など次々、対策を打って徐々に効果が出てきているようです。韓国の若い友人も最近は週末MRBを楽しんでいるとの事です。彼の情報を頼りに自転車事情を探ってみました。最初に行ってみたのがOKoutdoorです。ここはアウトドアの製品全般を扱うお店で、その中に自転車コーナーが有り、画像のとおり用品を中心とした品揃えでした。ひとつひとつ見てみると品揃えはそこそこ、でもほとんどがトピーク、ドイター、モンベル等の輸入品で価格は日本よりやや高い感じでした。記念にグローブでも買おうかと見たのですが驚いたことに色が黒しかありません。ここら辺に、まだ自転車普及していないことを感じさせられました。このあと、自転車屋さん街が集まっているという忠武路五街に行ってみましたが、オートバイ屋さんばかりで自転車屋さんは見つけることが出来ませんでした。友人によると最近は自転車関係もほとんどがネットショッピングで、彼が使っているのはODbikeScott等だそうです。残念ながら今回は時間切れで深く掘り下げられませんでしたが、私の印象は、まだロードバイクは普及していない、どちらかというとMTBがスポーツバイクの主流。 小径車は結構走っていて、ダホン、ブロンプトンなんかもまれにですが目につきました。ただし日本で多いBD-1は見たことありません。アジアのほかの国でも見たことがないので、たぶん、輸入商社としてのミズタニ自転車の戦略が功を奏した日本だけのBD-1ブームなのでしょうか。中途半端なレポートになりましたが、いつか、この国で自転車に乗ってみたいものです。