ブルース・ウィルスの映画ではありません。あの映画の舞台はアレゲニー川とモノンガヒラ川が合流してできるオハイオ川をになった合流地点一帯のピッツバーグのダウンタウンですが、三連休の初日は小名木川、旧中川、荒川の3つを満喫するウォーキングを楽しみました。
江戸川沿いの住民として、松戸ー江戸に至る舟運が如何に形成されたのか学んで来ましたが、いよいよ江戸エリアをじっくり歩いてみる事にしました。 歴史を紐解くと、家康は秀吉から転封を命じられ天正18年(1951)8.1に江戸に入りましたが、彼は江戸の持つ潜在的な可能性に着目したのでは無いでしょうか。すなわち日本の真ん中で東北地方への押さえができ西方には舟運が使い易い点です。実際、江戸には既に活発な舟運が当時から有ったようです。 家康は様々な視点で開発を考えていた様ですが、行徳-江戸を結ぶのが重要だとみて取れます。行徳は舟運の中継点に留まらず江戸エリア最大の塩田があり生活重要物質である塩の供給基地だったので、なおさら重視したのでしょう。 家康が天下人となってからも大名支配のツールとして様々な土木工事を天下普請として行いますが、この行徳ー江戸を結ぶ工事には初期の段階から取り組んでいます。まず、道三堀を作り、そこに小名木川を結び直結ルートを成したわけです。 こんな事を考えながら都営新宿線の東大島駅に降り立ちました。駅前の東の方向には四神のひとつ青龍のモニュメントが出迎えてくれました。 陽射しも強く無く、風も吹いて居て気持ち良くウォーキングスタートです。 (つづく)