湯島天神から然程離れて居ない場所に春日局の菩提を祀ったお寺、麟祥院を参拝しました。交差点を渡るとさっそく春日局の像がお迎えです。 ここは1624年(寛永元年)、春日局の隠棲所として創建。境内地1万坪・寺領300石の御朱印状を拝領しの御明御殿を賜り、殿堂を造立した。(寛永7年)に野州宇都宮の興禅寺の渭川和尚の高徳であるのを局が聞き、当山の住職として拝請され開山となりました。はじめ、報恩山天沢寺と称したが、春日局の法号をもって「天澤山麟祥院」と号するようになりました。かなり広大な敷地面積で驚きました。 さっそく山門をくぐります。 この門の左側には石碑が置かれて居ました。 境内はびっくりするほど広いのですが、先ずは本堂です。 境内を散策しながら森林浴がてら春日局のお墓を探しました。 この縁起に書かれて居る様に近くには「東洋大学発祥之地」の碑(1987年(S62年)建立)が有りました。これだけ野広い敷地なので、 明治時代には他にも数々の学校が境内に併設されていたそうです。また当時の麟祥院には臨済大教校もあり、数々の名僧が学びの為に集っていたと説明が有りました。