湯島天神 女坂

湯島界隈ぶらり歩きの一環で湯島天神に行って来ました。『湯島天神』には「男坂」、「女坂」、「夫婦坂」と3つの階段坂がありますが、今回は初めて女坂から参拝しました。f:id:kaccinster:20240605095547j:image この坂の左側の路地が旧天神下花街の路地なので子供時代に近付いてはいけない悪所と刷り込まれて居たので、今回初めてのアプローチです。「女坂」の右壁の石垣には何かの文字(奉納の印)が刻まれています。「一坪」や「三坪」・・・と昔の人々の名前が刻まれていて興味深く読みながら登りました。これは「女坂」の石垣を構築する際に寄進した人たちの名前と寄進した坪数が刻まれている様です。坂を登ると境内ですが、インバウンド客含め沢山の参拝客でした。f:id:kaccinster:20240605103806j:image さっそく2体の臥せ牛の頭を撫でました。f:id:kaccinster:20240605104607j:image 湯島天神に限らず、天神様(菅原道真)を祀っている神社にはよくこのような「臥せ牛」が祀られています。これは、道真公が亡くなる際「自分の遺骸を牛の背に乗せ、人に引かせず、その牛が立ち止まったところを墓所とするように」との遺言を遺したとのことで、牛は天神様の使いと考えられてきたそうです。f:id:kaccinster:20240605104140j:image 境内のあちらこちらからパワースポットの気を感じながら参拝を終えました。それにしても、1945年3月10日の東京大空襲では隣接町会がほとんど焼土と化した中で湯島の町会は一軒の損失もなくその難を免れたとのことです。スゴイパワーです。