うなぎ ジェネリック

川や湖沼で長年すごし、海で産卵するウナギ。特にニホンウナギは、長大な旅をしてフィリピン近海の海で卵を産み、稚魚がまた日本の近海へと回遊してくる、不思議な生態を持つ魚です。一部は明らかになって来て居ますが、未だ謎が大きい生き物です。つまり、全体的に減少しているのか、また減少している場合、その程度はどのくらいなのかも、わかって居ないのです。そんな事から、ウナギは今、深刻な絶滅の危機にあると言われています。こんな背景を考えると、無理して高価なうなぎを食べないと言う選択肢が出て来ます。ジェネリックとは英語でGenericと表記し、「一般的な」、「ブランドに囚われない」といった意味で使われます。

ウナギの有力なジェネリックがこれです。f:id:kaccinster:20240103180743j:image これは、まるでカニなども作って居るメーカーの製品ですが、蒲鉾の食感をウナギに似せて居ます。これに箸を入れると。f:id:kaccinster:20240103181549j:image 然程違和感はありません、タレは全くウナギと同じでサンショも添えられて居ます。こうして食べても不自然では有りません。f:id:kaccinster:20240103181453j:image 更に工夫してひつまぶし風にしてみます。f:id:kaccinster:20240103181756j:image 充分美味しいです。もちろん100%同じと言うわけでは有りませんが、慣れ親しんだウナギの味です。環境を考え当面はウナ次郎で行きます。