映画 一枚のハガキ

この『一枚のハガキ』は新藤兼人氏が98歳で監督した彼の最後の作品で国内の多くの映画賞を受賞した新藤氏の代表作の一つです。f:id:kaccinster:20241219200755j:image 今まで、彼については音羽信子と再婚した監督で多作な人だぐらいの印象でした。今回、この映画がとても良かったのでプロフィールを見ると広島県人三原市尾道で監督になる前を過ごし、三原市の名誉市民で有り広島を軸に様々な脚本作品は370本に及ぶ事がわかりました。f:id:kaccinster:20241219200830j:image 映画監督は自分史を扱う作品は作らないらしいのですが、この作品は正に自分の実体験を描いた物でした。あらすじについては書きませんが、あまり好きでない主演の大竹しのぶ、豊悦も好演で脇の役者も良かったです。f:id:kaccinster:20241219200852j:image 広島弁学習者としては戦後の広島弁や風俗が面白くて引き込まれました。