DVD3連発です。『スラムドッグ$ミリオネア』(Slumdog Millionaire)を見ました。、2008年のイギリス映画で監督:ダニー・ボイル(英国人)。第33回トロント国際映画祭観客賞、第66回ゴールデングローブ賞作品賞(ドラマ部門)、第62回英国アカデミー賞作品賞受賞。第81回アカデミー賞では作品賞を含む8部門を受賞した昨年の話題映画でしたが予告編だけで観るチャンスがありませんでした。見終わった感想ですが、我々、外国人が期待するインドならこうなるだろうという映像がとても綺麗でした。そしてとても面白かったです。ただ、この映画をインド人が見たらどう思うのだろうということが気になりました。まぁ、何はともあれ面白かったです。私がちょっと感じた違和感が共通しているのが2005年のアメリカ映画『さゆり』です。監督はロブ・マーシャル、主演はチャン・ツィイー。第二次世界大戦前後にかけて京都で活躍した芸者の話で、第78回アカデミー賞で6部門ノミネートされ、3部門で受賞した(この年の最多受賞タイ)。この映画も外国人が期待する日本をとても綺麗に描いていました。とてもよかったのですが、正直、映画は楽しめたのですが、何か’これが日本なの?’という感じは否めませんでした。