昨日の大回りで、福生駅手前で列車が停止して、車内アナウンス📢が「登り線で列車が何か支障物に接触したので安全確認をして居ます」と有りました。アナウンスの滑舌が悪く支障が死傷にも聞こえ何が起きているか、さっぱりわかりませんでした。また、今日は東海道新幹線が線路支障で復旧待ちの状況で、ますます鉄道アナウンスが気になります。 そんな中、鉄道用語について調べてみました。 まず、線路支障です。これは、沿線の団地からふとんが飛んできて線路に落ちている、土砂崩れで線路がふさがった、自動車が立ち往生している、人身事故で人がはねられて運行できない、なんだかよく分からないけど走行中に異音がしたので線路を点検する、こういう状況をひっくるめて「線路支障」です。この場合、具体的に「線路点検」と案内することもあれば「線路支障」と案内することもあり、まちまちです。 これに似ているのが「架線支障」と言う単語もあります。他に良く出てくるのが、「車両点検」「お客様対応」それ以外にも「車内点検」、「線路内に人が立ち入り」などが有ると思います。これまでに6つの単語を紹介しましたが、ひとつの単語の裏には様々な事象が含まれるのに鉄道マンは、せいぜい多くても10個ぐらいの単語で現場の状況を説明しなければならないのだと思います。また、どれくらいの時間で運転再開できるかの案内ですが、これはケースバイケースとしか言いようが無く、例えば線路支障の場合だと飛来物の撤去は手作業なので、係員の派遣に時間がかかる場所で架線支障が起きると、運転再開の見込み時間は簡単に言えないのだと思います。色々書きましたが、日本の鉄道運行は素晴らしく、経験した欧米の鉄道とは比べ物にならないぐらい正確です。重ねて言いますけどホント凄いんです。なんか、最後は日本の鉄道礼賛になりました。