女躰神社、雷神社

なかなか上がらない雨、ジリジリしながら晴れを待ちの日曜日、昼から行動開始です。雨が小降りになったので、流山電鉄・幸谷駅からひと駅乗って小金城址駅下車で下車徒歩5分で女躰神社到着です。f:id:kaccinster:20240121195913j:image 住宅街にひっそり佇む神社です。一礼して境内に入ります。f:id:kaccinster:20240121200040j:image f:id:kaccinster:20240121200108j:image ラッキーな事に氏子役員の方がいらしてお話を伺うとともに神社の中も見せて頂きました。f:id:kaccinster:20240121200649j:image f:id:kaccinster:20240121200712j:image この神社は、横須賀村(横須賀・新松戸北)の鎮守でイザナギイザナミを祀り創建年代は不明の様です。なんで女体と言うんだろうと境内の石碑を読んでみると、こんな意味の事が書かれて居まました。:御祭神は日本神話の国生みの男神、女神ですが女躰神社という名前は筑波女大神(伊弉冊神・筑波女ノ神)を奉斉していることによりつけられたそうです。: と言うことは筑波山の女体山から、この名称になったと理解しました。そして、この神社はかって村の鎮守として確かな存在感を持って居たと感じました。と言うのは神社の横に別社が有り、なんと5つの神が祀られて居ました。f:id:kaccinster:20240121202856j:image  f:id:kaccinster:20240121201932j:image 各地の御利益が有る神にいっぺんにお詣りが出来るシステムが住民に大切にされて居た社の証だと思ったからです。このあとランチにチラシ寿司を食べました。f:id:kaccinster:20240121202633j:image この後は、今日のメインイベントで有る雷神社です。10分ほどで到着、神社はマンションの間に有りました。ここは、宝永5年(1708年)再建の旧村社で創建は不詳。明治6年(1873)六社合祀ですが、毎年1月第3日曜日には江戸享保年間から続くといわれる「鰭ケ崎おびしゃ行事」(市指定無形民俗文化財)が行われています。f:id:kaccinster:20240121210538j:image 今日がおびしゃの日なので来た次第ですが、15:00-17:00に行事が行われます。おびしゃとは、関東一円に伝承される正月の行事「歩射」がなまったもので弓による神事です。弓矢によって邪悪退散と、豊作祈願をします。流山市内では地区ごとに行われていますが、鰭ヶ崎おびしゃは関東でもきわめて古典的でユニークな行事で、300有余年の伝統があり、享保年間(1716~36)に始まったとされます。昭和52年に流山市指定無形民俗文化財の指定を受けました。15分前に神社に到着しましたが、的がセッティングされて居ました。f:id:kaccinster:20240121211011j:image f:id:kaccinster:20240121211048j:image 15時から社殿の中で祈祷が始まり15:30からおびしゃです。メインの的です。f:id:kaccinster:20240121211241j:image 最初は神職が弓を射て、その後は流山市長他名誉職、7福神役が次々に矢を放ちます。f:id:kaccinster:20240121213514j:image 当然、神の儀式なので射手は素人な訳で射てずに矢が落ちてしまったり、明後日の方向に行ったりで、本当に的に当たったのは幾つかでした。最後の射手です。f:id:kaccinster:20240121214310j:image 行事は無事に終了しました。この後はウォーキングを兼ね近くのマミーマートに向かいました。と言うのは、「お弁当・お惣菜(そうざい)大賞2024」で、同社の商品が3部門で最優秀賞を受賞したので、美味しそうなお弁当が有ったら食べたいと思い向かった次第です。結局夕刻でお弁当も少なくなって居ましたが、お弁当と惣菜を手に入れイートインコーナーで食事を楽しみました。1.3万歩の楽しい日曜の午後でした。