横浜野毛 ピアノ

5日の朝のんびり起きてBSをつけて見ると「横浜・野毛」 - 新日本風土記 - NHKと言う番組が始まったところでした。横浜の野毛の街を色々なエピソードを交えながら紹介して居て、大変面白かったです。その中で美空ひばり生誕の地で戦後の発展、復興のホットスポットであったと纏めて居ました。美空ひばりのデビュー映画観ようとYouTube検索してみました。有りました〜HD-60FPS/高画質版/1949年公開映画悲しき口笛/主演:美空ひばり/監督:家城巳代治 脚本:清島長利 - YouTube  さっそく観てみましたが始まって5分、思わず声をあげてしまいました。美空ひばりの兄役の俳優がピアノを弾くのですが映されたピアノのブランドがなんとブリュートナーです。f:id:kaccinster:20230505191803j:imageピアノというとスタインウェイヤマハ、カワイとかが思い浮かびますが、ドイツではベヒシュタインとブリュートナーの2大ブランドがあるとネットの情報で知り、いつか聴いてみたいと思ってました。と言うのは、ブリュートナーは高音部の弦が4本張りで共鳴弦がついて居ると聞いたからです。通常のピアノは3本ですが1本を共鳴の為に足して居るらしいです。残念ながらYouTubeでは音は聴き分けられませんでしたが昭和24年時点は空襲で殆どが焼き尽くされて居るはずです、映画でこのピアノが出てくると言う事は戦前には当たり前の様に海外のピアノが日本に入って居たと思われます。なんと無く戦前は軍隊が何でも仕切り、文化も自由も無かったイメージです。でも、これって勝者であるGHQが刷り込んだイメージじゃ無いかとここ数年疑問を感じて1930〜50年の映画を30本以上視聴して、戦前の日本には自由も文化も存在したと確信した次第です。話が横道にそれましたが、ブリュートナーのピアノで歴史に思いを馳せました。