銚子行


話は昨夜にさかのぼります。金曜日、本当に久しぶりに早く仕事が終わりウキウキです。ネットで目がいくのは自転車仲間のDさんのサイトです。江戸川の東遷で利根川が銚子に流れ込んでいるというのを知ったのはずいぶん前のことですが、それ以来いつか自転車で利根川をたどり銚子に行ってみたいと思っていました。Dさんは銚子行きを経路指南含め歴史、グルメいろいろな観点で紹介されていて、いつ見ても引き込まれます。昨夜も、いつもと同じように見ていたのですが、今年に入って仕事が忙しい事と、寒さでロングやっていないのでムズムズが頂点で、よし、明日天気良さそうだから、銚子行き挑戦したくなりました。何度もサイトを読み直して、GPSに銚子屋、長豊橋、小見川大橋、銚子駅GPSにウエイポイント登録しました。自転車も空気圧他しっかり点検、ウエアーも準備しました。
なるべく早く出発しようと思ったのですが結局8時出発です。
それでも手足は冷たくまわりも霜が降りて寒々しています。なかなかペースが上がらず先が思いやられます。なるべく大きなギヤで足をくるくるまわすことに専念しました。
道の駅で休憩と思ったのですが結局、手賀沼のはずれで一休みですが漸くお日様が出てきて暖かくなってきました。このあとは、中之口の交差点を目指します。このあたりは良く走っているのでGPSのナビゲーション不要です。

中之口の交差点から銚子屋を目指すのですが、このランドマーク、Dさんの書き込みで知り、それ以来、成田から車で帰宅する際、かならず川沿いからこの最初の画像の看板を眺めるのですが、そのたびに銚子行きへの思いがかき立てられていました。今朝、やっとそばに立つことが出来ました。ここから利根川CRに乗り一路、銚子を目指します。長豊橋手前でプシュ、嫌な音が聞こえました。あ〜パンク大魔王、止まってよく見ると後輪に大きな穴が、No Tubesが入っているので液体が出て、ほぼ止まるのですが穴が大きいのでなかなか止まらずかなり空気が抜けてしまいました。結局ここで休憩を兼ね30分使ってしまい、佐原でランチタイム取ると銚子での時間が取れなくなるので、結局、そのままCRを進みました。
水郷大橋超えたところで大休止です。ソイジョイを1本食べてのどかな景色を楽しみました。小見川大橋めざし走り出しましたが、しばらくすると後輪からペキッと嫌な音です、あ〜、またスポークが逝ってしまいました。急遽ガムテープで応急処置、リスクマネジメントの演習のようにトラブル発生です。でも、それもまた楽しです。でも、ここで予定外に小一時間消費です。昼ご飯取れません、それにしても話には聞いていましたが利根川は補給ポイント有りません。

結局、利根川沿いをどこまでも進みましたが河口近くになり、ひょっと後ろを振り返ってみると鹿島の住金の高炉の煙が立ち上っているのが良く見え思わず仕事を思い出してしまいました。(笑)

CRを走れるところまで走り、国道に出たとろろで最初にあったのがこのレストラン、看板にはアメリカンレストラン’プレンティ’と書いてありました。店内にはいると結構客がはいっています。おいしいのかなぁ。

注文したのが牡蠣フライ、夏に来たとき牡蠣がおいしかったので冬はどうだろうと思い頼んだのですが、結構なボリュームで空きっ腹には助かります。ひょっと運んでいるアイスをいると超デカ〜ィ、あ、そうかプレンティって沢山っていう意味だったんだ、得心しました。そうお店の中の感じもわが流山のOBに似た感じで、妙に納得です。
ここから銚子市内まで11キロですが、この区間が今回一番厳しかったです。道幅狭い割には車が多く恐怖感ありでした。結局15時過ぎに銚子駅に着いたのですが、ここで最後の大トラブル、リスクマネジメントの総仕上げでした。輪行の準備をしようとリュックをあけてみると、げっ、お得意の簡易輪行道具が入っていない! 電車の時間あるし、どうしよう。あっ、そうだ途中にダイソー有ったぞ! 急遽来た道を戻ります。勇躍店内の自転車用品売り場に直行、なんと銚子のダイソーには自転車カバー置いてない、こんなことあるのか。仕方有りません、結局駅まで戻り駅近くの自転車屋さんに行き高級自転車カバー購入、無事列車に乗ることが出来ました。でも銚子から鈍行の千葉行き、ホント時間かかります、げんなり。今年初めての100キロ超えで118キロの走行でした。