バイオリンのリサイタルでした。場所は五反田文化センターです。 五反田とは名ばかりで最寄駅は不動前で、坂の途中に有るホールです。 このコンサートのピアノの安達さんは何度か聞いた事が有ります。バイオリンの田中さんは初めてです。ただ選曲が有名曲中心で楽しめそうです。
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」/シューマン:ロマンス op.94-2/ショパン(ミルシュタイン編):ノクターン 遺作 他
まず、クラッシックのコンサートで良く有るのですがプログラムの写真と実物の違いですが、今回は写真通りの方が登場です。演奏が始まって、おやっと思ったのはバイオリンの音色が力強いのです。まるでブルースギターで、唸り、すすり泣く様な演奏で迫力が有ります。えっ、と思ってキャリアシートをみると現在は桐朋で教えている様ですが、ご本人は桐朋中退して、その後は海外で修練を積みミュンヘンを拠点として各国で演奏していた様です。力強さは、この様なキャリアから来るのではと思いました。ミュンヘンは噴水の町で有名ですが1昨年訪れた時の画像です。 久々の楽しいバイオリンコンサートでした。