ラグ


工芸品として自転車を見る場合、フレーム素材をつなぐラグの存在はかかせません。現代の自転車はあらゆる角度で接合可能なラグレス、あるいは素材(フレームのパイプ)を溶かしながら溶接するTIGが一般的でしょうし、カーボンなどは、また違ったコンセプトで接合されています。 クロモリの時代ははラグをつかって接合し、これが様々な意匠を凝らしたラグを生み出し、それがある種の美を醸し出しています。やっぱり、ラグのある自転車に惹かれます。今年のサイクルモードで唯一、興味を引かれたのもケルビムで展示されていたモデルでした。 ひょっとしたらチーム東○のどなたかが近い将来お買い上げでは等と妄想しております。(笑)