東坡肉


香港の杭州料理の名店で東坡肉(とんぽうろう)を食べました。上品でおいしくて絶品でした。杭州は、かって銭塘江潮津波対策の件で、何度か訪問していますが、そこで食べたものは今回のと比べると、上品さがだいぶ違いました。このレストランは中国的なものに更に香港の持つ文化面の何かを加えているのではないかと感じた次第です。東坡肉を調べてみると、なんとこの料理が沖縄に渡りラフティーに、日本の長崎にわたり卓袱料理の角煮となっていったとの事です。そういえば、杭州に滞在した際に訪れた寺院には遣唐使や遣隋使の途中遭難した人の遺物などもあったので、やはり日本との交流の通り道だったんでしょうね。そういえば、今年の一月に杭州に行かれたkashiwanさんが、天香楼のものが一番と書かれていましたが、今回のレストランは天香楼(杭州ではなく香港の)と関係深いようです。 おいしかった!