先日アップしたChromeのNaito Packですが、パッと見てフォルムに惹きつけられてしまったと書きましたが、なんでだろうと考えてみました。今ではバックパック(英語)、昔はリュックサック(独語)ですが、特に普段使いしやすい小型サイズのバックパック「デイパック」が好きです。これは、1970年ごろ、熱心なアウトドア愛好家であったディック・ケルティさんの発明により誕生しました。 この頃の日本は、まだポパイもモノマガジン発刊前でしたが、アメリカで大人気だったアースカタログの影響受け日本版の雑誌が発刊されました。アメリカ版も古本で手に入れボロボロのページを読み、 日本でも似た様な物が出版され、これも貪る様に読んで居ました。 そんな中で学んだのがバックパッカームーブメントやウォールデンの森の生活でした。そんな中でキラキラ輝いて見えたのがアメリカの西海岸文化でした。ヨセミテのフリークライマーもカッコ良くてその傍に有ったのがディパックでした。そこでケルティをはじめ沢山のブランドがある事を知りました。その頃は山を現役でやって居たので、ディパックは縁がなく最初はあつらえのバカでかいキスリングでのちにパタゴニアの前身のイボンヌショイナードの岩登り用のザックを手に入れて喜んで居ました。 やがて、社会人になりアタッシュケースを手に世界を飛び回る商社マンになったのですが、最初は革のアタッシュケースでしたが長く使ったのがゼロハリバートンのジュラルミンケースです。 やがて自分が40歳代になりゼロの重さに耐えられ無くなり手を出したのがTumiです。ゼロもTumiも日本で流行り出す10年前から使って居ました。 やがて、50代になると健康維持の為に中学生の頃に熱中して居た自転車に戻る、所謂リターンバイカーズになり自転車用のバッグに目がゆきます。ここで昔の西海岸文化への憧れが忽ち蘇りポートランド発祥・現サンフランシスコのChrome、同じくサンフランシスコ発祥のtimbuk2 に夢中になり現在に至るのですが、両方とも様々なメッセンジャーバッグやバックパックを手に入れて居ます。 最近は自転車よりウォーキングが多いのでバックパックを多用して居ます。メッセンジャーだと片荷重で腰が痛くなる感じがします。まだまだ袋物道楽続きそうです。