ロンリープラネット

先日、友人との会話の中でこの単語が出てきて、懐かしいねぇと話が弾みました。昭和40年代、日本人の海外渡航が自由化され、五木寛之の青年は荒野を目指すが評判になり、若者がナホトカ経由シベリア鉄道でヨーロッパ入りするのが人気でした。私は、この世代の下ですが、初めて海外に行った時は、まだ外貨持ち出し制限が有りました。そんな時代に海外情報を知りたい時に役だったのが、このガイドブックです。f:id:kaccinster:20230808191125j:image この時代、日本語ガイドブックはJTBが出している物が有りましたが、ガイド付きのパックツアーには使えても個人旅行には役に立ちませんでした。ロンリープラネットは文字情報中心だったので、辞書と首っぴきで読みこなし、良い英語の勉強でした。内容は、その国や地域の歴史・文化・気候・文化・言語などの基本情報がとても充実していました。地図も簡素でした。そしてあらゆる移動情報やヒッチハイク、ドミトリー、ユースホステル等の安宿・キャンプ情報が満載で本当に役に立ちました。このロンリープラネットという単語で昔にタイムトラベル出来ました。