最後の授業

愛国心と言う言葉の意味を意識したのは、小学校の高学年たしか6年の国語の教科書に有った「最後の授業」だった。f:id:kaccinster:20230509093958j:imageこの中で強烈に心に残って居るのは物語の中の先生が子供達に対して黒板に“フランス万歳!”と書く場面だった。f:id:kaccinster:20230509094307j:image このVive la Frace!と言うのが私が最初に覚えたフランス語だった。子供心に鮮烈な印象を残した教材だったので、改めて検索してみると、この話は1985年以降、教科書から消えて居た。理由は史実を調べると“元々ドイツ領だったものをフランスが奪い、再びドイツが奪い返した際の物語”だったと言う事に文部省気が付いて外したらしい。でも、この物語の本質は国を愛すると言う事が焦点で、史実がどうのこうのでは無いからこそ、国語教材だったんではないだろうか。文部省の今を知りたい。