Crumpler sheep scarer


カバンや袋物大好きです。ベトナムは有名各社の海外生産基地になっているせいか街にはこれらのブランド品があふれかえっていて袋物好きには天国です。有名どころでベトナムで製造しているメーカーでは、ドイター、モンベル、ノースフェース等があります。そんな中で気になっていたのがCrumplerです。最近は報道カメラマンが海外取材の際に高価な機材を安全にかつ、外からバックをみても高価なものが入っている様に見えない、又、自然なデザインということで、この会社のbackpackも空港でも良く見かけます。私も移動時は必ずPC持って動くので、気に入ったものがあれば手に入れたいと思っていました。で、以前からWEBを調べていたのですが、なんと、この会社は常に’世界わかりにくい’HPランク10位以内の常連でHP探しても、好きなモデル、色を見つけるのは至難の技でした。そんな中、先月帰国間際のハノイ訪問時に見つけたのが、この色、モデル(Sheep scarer)でした。なんか嬉しくて年始から使い始めています。この会社について調べてみると正式名称はCRUMPLER DESIGN社、1995年、3人のオーストラリア人メッセンジャーが仕事で使っているメッセンジャーバックに良い物が無く困った挙句、なら自分達で作ってしまおうと言う事で会社を立ち上げたそうです。ミシンを買い込んで自分達のメッセンジャーバッグを作り始めた訳ですが、本体素材には発色が美しく強度に優れるデュポン社製コーデュラナイロンを使い、デザインは両手をハンドルにかけていても快適に背負えるスタイルを確立しました。単に機能的なだけでなくデザインと色使いがすばらしく、瞬く間にメッセンジャーだけでなく、アパレル系ショップからも注目されて、オーストラリア全土に浸透し、その後、更に世界展開し欧州、北米でも成功をおさめました。2001年秋冬から本格的にコンピュータバッグとフォトバッグ(カメラバッグ)を拡充し、デザイナーやカメラマンといったクリエイティブなプロフェッショナルに向けた製品群を展開しています。カバンの事でずいぶん長文になってしまいましたが、この会社を自転車がらみのメッセンジャーが立ち上げたと言う事で、つい力が入ってしまいました。