キリスト教 普及率1%以下

日本人は無宗教かもしれないけど無神論では無いと思ってます。先進国の中で日本のキリスト教普及率が著しく低い事を考察しました。バチカンが世界地図に縦線を引いてポルトガルは東へ、スペインは西へと決め大航海時代突入です。f:id:kaccinster:20240321170918j:imageこの取り決めは領土拡大も容認しました。だってキリスト教にとって異教徒は人じゃないですから。偏見と独断ですが、キリスト教の第一次日本アタックが1549年ポルトガルフランシスコ・ザビエルです。f:id:kaccinster:20240321165507j:image キリスト教の矛盾点を民衆に突かれたりしつつ信者を増やしました。しかしキリスト教の持つ領土的野心に気付いた秀吉がバテレン追放令を出し、続く家康もそれをフォローしてキリスト教は閉め出されました。続いて第二次アタックです。これはマッカーサーだと考えます。f:id:kaccinster:20240321165528j:image 彼はアメリカのWASPのエリートとして育ちフィリピンでキリスト教導入の成功体験も有り、敗戦によりポッカリ穴のあいた日本人の心の穴を塞ぐにはキリスト教しか無いと信じて居ました。キリスト教を日本に布教させるためには、まず聖書が必要だと考えました。そして、マッカーサーの要請によりポケット聖書連盟は日本語訳の聖書1千万冊を日本中の津々浦々に配布されました。多くの日本人は喜んで聖書を受け取りましたが、聖書の内容より、タバコの紙が高いため、その代わりの聖書の薄い紙を刻みタバコを巻いて吸う為に必要だったのです。f:id:kaccinster:20240321171809j:image マッカーサーの熱意を煙にして吸ったと考えるとクスッとしてしまいます。そんな中、憲法に“信教の自由”を入れん込んだ事も有り、マッカーサーキリスト教化作戦は頓挫してしまいました。冒頭にも書きましたが、日本人にとって八百万の神が基本で、まごまごしたら外国の神様まで取り込んで、やれクリスマスだ、バレンタインだと言って取り込んでしまいます。それに対してキリスト教はあくまで1神教ですから馴染まない、そんな結論に至りました。