この事件、東葛地域(野田)で起きた話なので、２０年ほど前に古文書含めて資料に目を通していました。昨今は、関東大震災100年だからか、はたまた支那の反日工作か意図的に取りあげている様にも感じます。そんな中、映画観て来ました。
残念ながら良くなかったです。冗長な前半、幼稚な伏線の張り方、クライマックスの虐殺場面、どれをとっても評価出来ません。また、安っぽくジャーナリズムの正義感を寓話的に入れているのもマイナスに感じました。作品を通して何を言いたいのか分かりません。集団心理の暴走を言いたいのか、日本人の朝鮮人差別を言いたいのか、それとも歴史の一コマを指してだから日本は良くないと指摘したいのか。製作者の意図はかりきれませんでした。
