ユーラシア旅行

ロシア、ウクライナの名前が日々の報道で絶えることの無い毎日です。今の状況では、何方の国にも入国は難しいですね。もっともロシアは元々個人VISA取得が難しく数年前から沿海州に限り個人電子申請を認めたのみでした。個人旅行でVISA取得して2019年にウラジオストックに行ったのは懐かしい思い出です。今の国交状況では、このシステムも廃止して居るのかも知れません。前置きが長くなりましたが、旅行が出来ないなら都内のロシア料理店に行ったらどうかと思い立ち吉祥寺のCafe Russiaに行って来ました。まず外観です。f:id:kaccinster:20220708071841j:imageちょっと敷居が高そうな雰囲気で、入り口は狭いのですが中は広々していてちょっと薄暗い照明で、心なしか色合いがボルシチ風の赤みがかって居ました。f:id:kaccinster:20220708072238j:image異国情緒たっぷりでフロアーも厨房も背の高い金髪のスタッフが働いて居ました。見るからにTVで見る日本に来ているウクライナ難民の様な姿かたちでした。何を頼もうかメニュー見ても良く分かりません。スタッフにこれは何ですか?と聞いて見ても料理名を言うばかり、それ以上は日本語が不自由で話せない様でした。メニュー熟読するとロシア料理コースとグルジア(ジョージア)料理コースの二つがある様でした。ここはプーチンのロシアじゃなくて栃ノ心ジョージアにしようと思いグルジアコース3200円をオーダーしました。食事の前にワインならぬグラベリー🍷ジュースを注文しました。さっそくジュースが来ましたが、なーんだスーパーで売ってるのと変わらないものが出て来てやや気分下げでした。料理が来ました。どうも前菜の様です。f:id:kaccinster:20220708085326j:image結構なボリュームです、あれっ食べ切れるかなと思うぐらいの量でした。画像上部でマヨネーズで斜線が引かれたケーキの様なものから時計回りで説明します。これがこのお店の人気料理で「毛皮のコートを着たニシン」(ニシンとビーツとポテトのミルフィーユサラダ)と言うそうです。魚臭く無く美味しかったです。その隣が画像では小さな塊ですが「バドゥラジャーニ」(スパイシーなくるみペーストを塗ったジョージアの焼なす料理)で和食にもある様な茄子の和物で美味しかったです。その下が赤い酸っぱいキャベツです。その隣は料理名不明ですが焼豚でした。その上がスパイシーラタトゥーユです。この五品でかなり異国感を満喫して来ました。次に出てきたf:id:kaccinster:20220708091043j:imageどドドーンという感じでしたが、パイ生地でもなくパン生地でもない不思議な生地でチーズを包んでオーブンで焼き上げたジョージアのピザ、ハチャプリ。大変美味しいのですが1/4切れでお腹いっぱいですが、これが本一でした。次に出てきたののが話題のボルシチです。f:id:kaccinster:20220708093521j:imageこれは可もなく不可もなくでした。次がf:id:kaccinster:20220708091540j:imageジョージアのローストチキンでTabakaという料理でしたが、もう既にお腹一杯でやっとのことで食べる状態でした。まだ出て来るのか、どうしようと思っているところにf:id:kaccinster:20220708091943j:image
f:id:kaccinster:20220708091940j:imageこれが出て来て、ようやくコースが終わりひと安心です。コーヒーはトルココーヒーそのもので濃いローストのコーヒー豆と砂糖一緒に淹れて出したものでトルコで飲んだものと同じでした。ここまで書いて来ましたが、この食事でまさにプチ旅行気分が味わえました。