クランクデザイン




左:昨年まで私が使用していたSuntour Superbe PCD144(1981)  中:現在使用中のSuntour superbe pro最終モデル PCD130(1988)  右:79Duraace

こうやって3つ並べてみて、やはり一番好きなのは左のSuperbeです、でも残念ながらPCD144ではインナー42歯が最小なので泣く泣く中央のuperb proを使っています。 この3つのデザインの変化から私は明確に工芸品から工業部品に変わって行った流れを感じます。左のものは、あくまで工芸品としての美しさ(カンパの真似ですが)にこだわり、たぶんクランクはアルミの鍛造で作られたと思います。真ん中は、スパッと工業部品に切り変わること良しとせず、中途半端な感じがします。79デュラは、デザインは二の次で軽くする為、中空に、かつ断面係数を維持するためのっぺら、平べったい形状を取らざるを得なくなっています。まぁ、競技の世界では美しさよりも結果ですから、この形になったのでしょう。何を言いたいのか支離滅裂になってきましたが、自転車の楽しみの一つとして工芸品としての美しさを愛でるというジャンルも有りだと思います。