TDF2009(3)


前ふりが長くなっていますので、そろそろTDF観戦記前半を紹介します。22日早朝パリ発06:50発TGVで10:20アヌシー(Annecy)に到着。この街は、フランス東部、アヌシー湖湖岸に位置し、標高は448メートル、スイスやイタリアの国境にも近く、スキーで有名なシャモニーが近くに有ります。

レースは、第18ステージ 7月23日 アヌシーアヌシー湖周回) 40.5Km 個人TT(タイムトライアル)レースで、マイヨ・ジョーヌコンタドールが、このステージを制しマイヨ・ジョーヌを確固たるものにしました。結果は次の通りでした。 区間優勝:アルベルト・コンタドール 総合首位:アルベルト・コンタドール ポイント賞:トル・フースホフト 山岳賞:フランコ・ペッリツォッティ  新人賞:アンディ・シュレク  こうやって書くと、如何にもしっかり観て来たように思われるかもしれませんが実態はレース終わって、ネットにつないで結果を知った次第です。レース中は無我夢中、情報不足、ただただ人混みのなかをウロウロしたのが実態です。
アヌシーの位置、地図でおわかりになるでしょうか。点線丸印がアヌシーです。レース前日に到着した訳ですが、街があまりに美しいので吃驚してしまいました。この美しさは、後ほど、改めてご紹介します。ツールドフランスのコースは毎年違うのですが、今年はこの街でTTが開催される事になった訳ですが、この美しい街にヨーロッパ、いや世界の各地から自転車でサイクリストがこの街に来ているようでした。と言うのは、到着日、開催日にゾクゾクと自転車族が増えて来たのでそう感じた次第です。そしてTDFというのは一種の建前で、これを利用して皆で楽しむ自転車のお祭りだと言うのを実感しました。
当日11時からのスタートでしたが、その時点で持っていたのは、ココに乗っけた地図一枚でした。フランス語の知識が充分でなくスタート地点とかなり離れたところに陣取ってしまい、スタート地点にたどり着いたのが11:50、その後、手に入れた出走順表で見つけた11:43出走の別府選手のスターと見ること出来ませんでした。ではゴールを見ようと人ごみの中、反対側に進んだのですが、やはり、ちょっとの差で見ること出来ませんでした。

スタート地点はものすごい人、ゴール地点も同様で写真も殆んど取れず、やっとこさ数枚でした。でも人ごみの中歩いている時に、皆が、このお祭り気分を楽しんでいるというのが大変よくわかりました。

で、ウロウロ何をしていたかと言うと、サポートカーが街に入り、キャンプ地に入り各ピットを設営、選手達のウォーミングアップなどの様子を見て回っていました。

結局、主な選手の顔と背番号さえもすり合わせて見ること出来ませんでしたが、スキルシマノのサポートカーが現れた時はゾクッとしました。どうも、迫力有る観戦記はかけませんでしたが、自分としては炎天下丸一日、自転車の事だけ考え歩き回ったのは得がたい経験だと思いました。明日は、アヌシーの街と、そこで見かけたサイクリストを紹介したいと思います。