エスカレーターに想う

通勤の最寄り駅が去年からエスカレーターが導入されました、階段から変わったのですが、少なくとも朝晩の混雑時は返って不便になったように感じます。はっきりしているのは、障害を持った人や大きな荷物(自転車(^▽^) )持っている人には間違いなく便利だと思うのですが。不便なのは大半の人が左側のゆっくりのほうに立ってしまい、その分、列がとても長くなり、進むのが遅くなってしまう事です。(関西は、これが右側になりますが) この、片側に立つという習慣は、思い返すと万博の前後に急速に広まったのではと記憶しています。 記憶あやふやですが、この習慣が入ってきた時は、海外はこういうふうにやって、急ぐ人と、急がない人がうまく住み分けているというようなマスコミの報道があった様に覚えています。その時は、う〜ん、合理的と思った物でした。だって、それまでは皆、律儀に両側にしっかり詰めて乗るのが普通でしたから。今になって、考えるとこの片側乗り、果たして良かったのかと感じています。 エスカレーターその物にも、この片側加重には相当な対策が必要で結構な費用がかかっているという事も聞いた事もあります。 両側に詰めて昔みたいに乗れば、今みたいに長い列になるという事は無くなるのではないでしょうか。 また、このエスカレーターの距離を急ぐ人と、急がない人と分ける必要有るのでしょうか。 話変わりますが、何か、この片側によるという習慣が導入されてから、電車の中での譲り合いが無くなった様に思います。老人に席を譲らないのは当たり前、混雑していても7人がけの席では、男女共に6人でゆったり座る、これが当たり前になっているような気がします。なんか、説教くさい話になってしまいました(苦笑)