超高層ビルのブルジュドバイがドバイ発展の
陸の象徴なら、海の象徴はパームジュメイラ
だろう。 画像を見ていただければお判りのように
ほぼ外観は完成に近い。埋め立て技術とGPSを
駆使した海上土木工事技術の賜物がこの構造物だ。
この中の個人用住宅はすべて完売、22棟建つ予定の
ホテル部分のみまだ完売していない。
今回ドバイリスクが妙に気になる。
リスクは二つ有ると思う。
ひとつはテロリストがここをターゲットに何かしたとき
投資目的の住人は直ぐに、この場所を捨てるだろう。
もうひとつは、この街は２５％が本来のUAEの人間で
残りはインド人を筆頭にすべて外国人で構成されている。
この国のインフレがもっとすごくなったら、インド人は
故国へ戻るだろう。インドは急激に成長して、かつ
インフレは適度に抑えられている。
インド人がいなくなれば、この国は維持できないだろう。
２５％のオイルマネーを享受した人達は、いまさら
汚れ仕事しないはずだ。
杞憂で終わることを切望する。
