ボランティアガイド「としま案内人雑司ヶ谷」の案内で雑司ヶ谷七福神をまわって来ました。 集合の9:40護国寺駅出口に行くと青半被を着たガイドさんが待って居ました。簡単なオリエンテーションで、約2時間の行程で12時前に池袋駅近くで解散と説明有り、4-5人ずつのグループ分けして10時前に出発です。 今回は七福神巡りで関係は有りませんが、真言宗豊山派の名刹、護国寺にも簡単に手を合わせて来ました。 1番目の吉祥天が有る清土鬼子母神です。通常の七福神では寿老人ですが雑司ヶ谷では吉祥天としているそうです。 縁起を見てから参拝しましたが別嬪さんの吉祥天でした。 2番目の毘沙門天です。とてもチカラ強い姿から上杉謙信の軍神信仰を彷彿とさせられました。 毘沙門天が安置されている清立院も、まさに降魔厄除けのお寺という感じですカッコ良かったです。 次が3番目の恵比寿神が有る大鳥神社です。 いよいよ中間点で有る4番目の鬼子母神です。ここは名にし負う古刹です。 しかしながら今回の目的は大黒天なのでこちらを参拝しました。 ここまで歩いて、狭いエリヤに実に様々な寺院がある事に驚かされるとともに、どこも長い歴史がある事に感動を覚えました。5番目の静観院に向かいます。 ここは弁財天が祀られて居ますが、水の神なので柄杓で水をかけてお参りしました。次がラス前6番目の布袋尊が安置されて居る中野ビルです。なんとビルの谷間に有りました。 縁起を読んで納得です。このビルは元々石材店で戦前に布袋尊を作りましたが、この周辺を襲ったS20年4月17日の空襲で家屋も布袋尊も焼かれてしまいました。戦後の復興で現在のビルを建てると共に、右腕を焼夷弾で焼かれ失った布袋尊も修復して現在の地に安置したとの事です。確かに布袋尊の右手は色が変わっていました。 いよいよ7番目最後の仙行寺です。こちらもビルの1階部分に福禄寿が安置されていました。とても小さな像でした。 やれやれ、これで終了かと思っていると、ガイドさんがサプライズを用意してくれて居ました。なんと高さ5.5m重さ1.5tonの池袋大仏です。 ビルの1階の仙行寺の、薄暗く奥まったところに案内されて、突然ほのかにライトアップされた大仏様が出現して、びっくりしました。全行程終了9千歩2kmのウォーキングでしたが、ガイドさんの愛情に満ちた説明に大感謝でした。