昨夜BSで「満天のゴール」観ました。この番組の前が若い時、強烈に行きたかったパタゴニア特集観てて自動的に観たのが実状です。それにしてもTVつけると、膝の痛み、便秘、補聴器、それに加えて健康脅迫型のサントリー健康食品のCMオンパレードです。実に高齢化社会になって居る証です。宣伝媒体としてのTVの役割がを大きく後退して、高齢者しか見ないから彼ら向け商品のCMが増えると言う仕組みでしょうか。そんな中で観たこのドラマ。
最初は医者と看護士のラブストーリーを予感させる展開でした。知らない女優さんだけど存在感あるなぁなどと調べると桜井ユキ(36)さん、キャリアも有るんだなどと納得して、あと脇の俳優陣もしっかりして居ると感心して居ると、ドラマの展開が起承転結の転になり、この二人が登場です。
そして恋愛モノの様相が、ガラッと医療ドラマに展開して行きます。結としてドラマが語ったのは、死は突然の時間軸の断絶ではなく懸命に生きる努力の結果だと畳みかけます。見事に老優二人組が演じ、それに前半の医師/看護士が花を添えてドラマは終わります。結果、高齢化社会のさまざまな問題にスポットライトを当てつつ生とは何か問い掛ける佳作ドラマでした。
