時間が有ったので、大阪から神戸に足をのばした。新快速で21分で三宮、震災後一度も来ていないので、街の変貌を見るのが楽しみだ。駅前から歩いてみるが、全く震災の爪跡は感じられなかった。 興味深かったのは、大丸デパートだ。デパートの建物はウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計で1929年にナショナルシティバンクオブニューヨーク神戸支店として建設された。南側正面に4本のイオニア式円柱と東側面に7本の壁柱および石積み外壁等の石造意匠を有したアメリカン・ルネッサンス様式の近代建築の外壁の一部を百貨店の２・３号館として使っている。
（昔は倉庫として使っていたらしい）この辺り１００ｍにわたってクラシカルな外観で統一され美しい街区を形成している。この街区の中には、世界中のトップブランドのショップが軒を連ね見ていて飽きない。夜もライトアップしていた。この辺りはどうも神戸復興の象徴となっているようだ。学生時代Urban renewal(都市再開発)を学んだものとして、この街歩きは実に楽しかった。
