愛新覚羅溥傑仮寓

稲毛に有る「愛新覚羅溥傑仮寓(千葉市ゆかりの家)」に行って来ました。「中国清朝のラスト・エンペラーの愛新覚羅溥儀」の「実弟」の「愛新覚羅溥傑」と「嵯峨浩(旧正親町三条家)」の夫妻が「婚姻後」の「昭和12年」に「半年」ほど住居を構えた「家屋」です。コロナの最中に読んだ本がとても面白く、この場所を知りました。f:id:kaccinster:20240613003249j:image ようやく機会を見つけて行く事が出来ました。千葉市が整備している様で、とても綺麗に整備されていました。f:id:kaccinster:20240613082240j:image ちょっとした小山の上に建てられた住居の玄関です。f:id:kaccinster:20240613082351j:image すぐ目の前に14号線が走って居ますが、昔の海岸が目の前の位置です。邸内の興味深い展示物です。f:id:kaccinster:20240614091349j:image
f:id:kaccinster:20240614091353j:image 数々の写真も背景に思いを巡らせてじっくり拝見しました。f:id:kaccinster:20240614091637j:image
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f:id:kaccinster:20240614091630j:image そして、お目当ての書も有りました。f:id:kaccinster:20240614091750j:image 「薄傑は、中国の現代三筆に数えられる書家として、多くの書画を残しています。この書には、稲毛に居を構えた当時の思いを詠んだ漢詩が二首したためられていて「ゆかりの家・いなげ」と「浦傑夫妻」のつながりを偲ばせる作品で、浩夫人はこの漢詩が詠まれる三年前に北京で亡くなられています。歴史的にも価値の高いもので、平成二年に薄傑本人から千葉市へ贈られました。」この解説に浩婦人への言及が有りますが戦後長く支那/東京で離れ離れですが、周恩来に手紙を書きそれがきっかけで再会を果たすエピソードが思い出されます。考える事たくさんでしたが庭に眼をやると涼風が吹き抜けていました。f:id:kaccinster:20240614092736j:image
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f:id:kaccinster:20240614092732j:image 小1時間の訪問でしたが有意義な時間を過ごせました。