新宿駅東口出て徒歩2分の郷土料理のお店です。ちょっと気のきいた居酒屋ですが、季節毎に各地の料理を出す様です。今日は北陸路と言うメニューでした。 最初が‘かもりと厚揚げのそぼろあんかけ’です。厚揚げ日本海側で食べるぶ厚いのを期待しましたが、上品なものでした。かもりは瓜の一種です。 次が5種の盛り合わせです。‘なまこ酢、ナスのオランダ煮、たらの子づけ、バイ貝旨煮、菜花辛子漬け‘でした。 次が今まさにシーズンの氷見のぶりと芽ものです。 ゆっくり頂いているので、この時点でかなりお腹ふくらんだ感じです。次が鴨の次郎煮でした。しっかり鴨肉に味が沁みて居ました。 煮物の次は焼物で定番のブリの照焼です。 最後、お食事は‘氷見うどん’でした。稲庭に似た感じでツルッと食べれました。 デザートは水羊羹と緑茶ですが、ケーキには無い美味しさでした。 良く食べ、飲み、会話の弾んだ会食でした。店を出て新宿の街を見ていると、 ふっと井上靖の「氷壁」の冒頭の主人公、魚津恭太の「新宿の空は、赤くただれている」と言うフレーズが浮かびました。