国際芸術連盟主催の朗読会に行って来ました。場所はJR錦糸町駅からほど近い「すみだトリフォニーホール」の小ホールです。(コンサート – 国際芸術連盟) 音楽のコンサートとは違ったジャンルでしたが、楽しく聴く事が出来ました。 チラシを見てもイメージわかなかったのですが、プログラムに詳細演目が有ってイメージが掴めました。 演目の詳細です。
1.「注文の多い料理店」
作:宮沢賢治
朗読:岩井奈美
2.「蜘蛛の糸」
作:芥川龍之介
朗読:黒田郁里
3.「笑われた子」
作:横光利一
朗読:岩井奈美
4.『夢十夜』より「第三夜」
作:夏目漱石 作曲:服部和彦
朗読:満月ゆり
フルート:荻澤紀子
~休憩〜
5.『掌の小説』ょり「木の上」「雨傘」
作:川端康成 作曲:服部和彦
朗読:倉地ひとみ
ピアノ:樋口真千子
作:川端康成 作曲:服部和彦
朗読:砂崎香子
ピアノ:森本加奈
7.「しだれ桜」
作: 瀬戸内寂聴 作曲:服部和彦
朗読:杉浦貴子
ピアノ:樋口真千子
左上から右回りにプログラム順の舞台の様子です。 一言で言えば、名作を集めた朗読会で、音楽とのコラボ作品も楽しめる内容でした。前半は、有名作の朗読に終始したので、まぁ、こんなもんかと言う感じでした。ところが後半の川端康成の朗読2連発はガーンと衝撃が走りました。川端ワールドの美しい日本語のシャワーを全身に浴びた様な感じで、朗読と音楽がマッチして素晴らしかったです。朗読も良いのですが、改めて川端文学を再認識しました。最後の瀬戸内寂聴作品の朗読は、朗読良し内容悪し、つまり寂聴の世界を好きになれないと言うのが率直な感想です。でも2時間の朗読会楽しかったです。